トレンドカラーとは!!〜奥深い流行色について〜

ファッション

※2022/02/16現在の情報です。

本日はフッションに関する基本情報!ずばり!トレンドカラーについてです。

前回「A・Y・I ライン」と言うファッションにおける重要な要素であるシルエットについてお送りしました。

今回は、ファッションを語る上で欠かすことの出来ない、「カラー・色」についてです。
ファッションで色について話題に上がるのは、「トレンドカラー」「パーソナルカラー」「カラーイメージ」のだいたい3種類だと思います。
その中でも移り変わりの激しい「トレンドカラー」について解説します!他の2種類はまた次の機会に取り上げようかと。お楽しみに!

トレンドカラーとは

多くの方がトレンドカラーについて勘違いしていることが3つ程あります。
①世界で統一されている。
②トレンドカラーは一色だけ。
③トレンドカラーは自然発生している。

ヴァル君
ヴァル君

確かに僕も同じような認識かも。あんまり理解してないと思う。

Mr.T
Mr.T

そうだよね。じゃあ順を追って説明していこう。

トレンドカラーの決まり方

トレンドカラーはインターカラー(国際流行色委員会)という機関で、トレンドカラーは決定されております。しかも2年前から。

ヴァル君
ヴァル君

なんだって・・・世界の誰かが決めた色の上で、僕たちは踊らされていたってことなのか・・・

Mr.T
Mr.T

言い方がひどいな・・・

インターカラーでのトレンドカラーの決め方ですが、17の加盟国(アメリカ / イギリス / イタリア /インドネシア/ 韓国 / スイス / スペイン /タイ / 中国 / デンマーク / ドイツ/トルコ / 日本 / ハンガリー / フィンランド / フランス / ポルトガル)の代表が年に2回集まり、会議を行います。
その会議で各国の代表が、社会情勢であったり、こんな未来になって欲しい。などの視点も加味してトレンドカラー候補を出し合います。そして最終的に20〜30色程のトレンドカラーを決めるのです。

Mr.T
Mr.T

社会情勢や未来についても考慮するので、明るい世の中では少し落ち着いた色がトレンドになったり、コロナ渦のように暗いニュースが多い世の中では明るくハッピーになれそうな色が選ばれる傾向があったりもします。

トレンドカラーとありますが、ファッション界で流行する色。と認識するとすると少しギャップが生まれてしまいます。

トレンドカラーは
・ファッション界だけのものではなく、様々なジャンルに対して設定されます。だからこそ20色も30色も選ぶのです。
・2年前に決定された色を元に、その2年間で各社製造を行います。実際に世の中に出た後、広く国民に受け入れられるかどうかは消費者である私達次第です。なので、トレンドカラーが本当に流行するかはその時になってみないと分からないのです。

ファッション界のトレンドカラー

あくまでファッション界のトレンドカラーを把握するには、少し分析能力が必要ですがやはりフォッションショーを見ることかと思います。

・ファッションショーとコレクションの違いが分からない。
・各ショーによって、ブランドが打ち出すコンセプトや世界観を発表する場。次のシーズンに発売する服の発表をする場。などと意味合いが違う。
・世界4大コレクション(NY・ロンドン・ミラノ・パリ)それぞれにも特徴の違いがある。(ここに東京を加えて世界5大コレクションとすることもあります。)

なんてことを考え始めるとキリがないので、とりあえずこのRUNWAYと言うアプリを入れて、ただ眺めて下さい!!これは、世界的に有名なファッション雑誌「VOGUE」が様々なファッションショーの写真をまとめているアプリです。
RUNWAY iOS版
RUNWAY Android版

こんな服着れないよ!斬新すぎる!参考にならない!なんて言葉が聞こえてきそうですね。
ただ、今回は色。に関する情報ですので、形は一旦無視してオッケーです!
バーっと色々な画像を見れば、「なんだかこう言う色を使ってるブランドが多いな。」なんて気付きが出てくると思います。そう言ったブランドを超えた色の方向性がトレンドカラーだと思って下さい。
もちろん各ブランド独自の考え方などもあるので、なるべく色々なブランドを比較してみて下さいね。
ただ単に、今年のトレンドカラーはこれ!って認識するより、こんな感じのトレンドなんだーとぼんやりであっても、色々な情報を見た上での情報の方がより実践的かと思います。デザイナーさんとかになると話が変わってきますけどね笑

日本のトレンドカラー

ここまでご紹介したのは世界のトレンドカラーでした。
実は、日本国内向けに作られたトレンドカラーと言うものもあるのです。
トレンドカラーと一口に言っても、世界共通のものや日本独自のものなど複数種類存在すると言うことです。

jafca 一般者団法人 日本流行色協会と言う団体が発信しているもので、「インターカラー」の情報と合わせて、「色彩動向調査」「社会動向」などの情報を複合させて1年6ヶ月前に春夏と秋冬のトレンドカラーを発表しています。
レディースウェア・メンズウェア・プロダクツ&インテリアに分けて発表してあるので、比較的分かりやすいです。是非一度見てみて下さい。

Mr.T
Mr.T

ちなみ、このjafca 一般者団法人 日本流行色協会がインターカラーに日本の代表として参加しています。

まとめ

世界のトレンドカラー、日本のトレンドカラーの解説をさせて頂きました。
ここで、
・世界のトレンドカラーと日本のトレンドカラー。どちらを優先したら良いの?
・日本で流行っている色が世界のトレンドカラーなのか、日本のトレンドカラーなのか分からない。
・流行している色がそもそもトレンドカラーではないケースもある?

と言った悩みが出てくると思いますが、明確な判断基準はありません。要するに、トレンドカラーと言う基礎知識を流行に乗る一つの武器にしましょう。と言うことですね。

「最近店頭でこんなカラーのアイテムをおいてあることが多いな。」
「今年のトレンドカラーと一緒なのか。」
「じゃあ既に持ってるあのアイテムをコーディネートに取り入れると良いかも!」
と言った具合に!

一部のトレンドカラーのみを見て、実際の世の中を見ないとトレンドカラーに振り回されたあわれな人になってしまいます。トレンドカラーではあるが、日本で全く流行していないカラーを多用したりするケースですね。

Mr.T
Mr.T

”木を見て森を見ず” の状態だね。。。

Mr.T
Mr.T

最先端を走っているデザイナーだったり、ファッションリーダーを目指している訳ではない限り、しっかり世の中に馴染む為の一つの情報として、トレンドカラーを使いこなしましょう♪

またね


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